2004年 11月 30日
教室の片づけをして,教官室へ帰っていると,玄関で
「あ,S先生!」 「ほい」 おお,PTA執行部のHさんじゃないの。 「助けてくださいよお~」 「何じゃらほい?」 「6-1!」 「ほえ~,Hさんとこ6-1なんじゃあ!」 「『ほえ~』じゃないよ。何とかしてよ」 「そう言われても,できることがありゃあやるけど,ぼく,空き時間ゼロじゃけんねえ」 「冷たいこといわずにい!」 「イエス,サー!」 「何でもゆうて」 「お願いしますよ」 ああ~ああ,お願いされちゃったよ。 どうする?まいったなあ。崩壊学級請負人です。 ■
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by funkycatdo
| 2004-11-30 23:04
| 教育
2004年 11月 30日
先日,といってももう先々週の土日だけど,Kくん熱を出してから調子が良くない。今日もフラフラしていてどうも視点がはっきり定まらない。授業になんかならないからあめを作って遊んだり,絵本を読んであげたりしながらなんとか6時間まで持ちました。うう~ん,大丈夫かなあ??
明日から登下校の自立に向けて,先ず下校から取り組むことにしてるのに。ストーカーのように密着マークしてついていこっと。 ■
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by funkycatdo
| 2004-11-30 20:59
| 障害者
2004年 11月 29日
今日の給食の時間のことです。この前栄養士のBちゃんからイチゴジャムと野菜ふりかけを一クラス分ずつ貰っていたから,今日,Nくんがパンを食べるのを嫌がったときのために密かにイチゴジャムを隠し持っていました。
今日は,ブルーベリージャムが付いていたんよね。この前ブルーベリージャムが出たとき,Nくんは食べなかったから,「いただきます」をしたら,ブルーベリージャムとイチゴジャムを出して「どっちにする?」って聞いたんです。すると迷うことなくブルーベリージャムを選ぶので,どうせまたジャムを塗ったくってぼくに「ほれ,喰え!」と渡すだろうなと思っていたら意外や意外ブルーベリージャム付きのパンを食べちゃいました。ほっほ~!やるじゃん。 彼は家ではブルーベリージャムを食べているんですが,それがお母さんの実家がある横浜の何とかいうお店の特別製のジャムなんですよね。そう,下々が食べるようなものとは違うんです。それでぼくも職場ではNくんの爺やと呼ばれてるわけですが。 まっ,これでまた食べられる食品の枠が一つ広がりました。広範性発達障害の子(いわゆる自閉の子)にとってこの「枠を広げる」というのはとっても大事なんです。対人コミュニケーションにも繋がりますから。 先ずは良かった。 今日の小さな幸せです。 ■
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by funkycatdo
| 2004-11-29 21:58
| 障害者
2004年 11月 27日
今日,法政とカントーの試合があったようです。お仕事の関係で,一部しか見られなかったけど,なかなかいい試合をしたみたい。先日の早慶戦よりは引き締まった試合をしたようです。
来週は同志社と立命館,早明戦と面白そうな試合が続きます。ラグビー好きにはこたえられないシーズンに入ってきました。 ぼくも,今週フットサルの試合で両膝ずる剥けになりましたが,7日はラグビーの試合出られるかな?? ■
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by funkycatdo
| 2004-11-27 16:58
| スポーツ
2004年 11月 27日
今、病院、お昼の休憩中。 Gさんの休職に関係するけど、ここの病院の患者さんの中にも学校の先生が多くおられます。統計を取ったことはないけど、職業別にいうと一番多いのではないでしょうか? 社会の矛盾が噴出する現場だから先生も大変だよね。ましてや子どもたちは・・ふ~う。
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by funkycatdo
| 2004-11-27 12:04
| 教育
2004年 11月 26日
知ってる人は知ってるし,知らない人は全然知らないと思うけど,エスクレっててんかん発作の坐薬です。
今日,Nくんとお芋の収穫祭に行って帰ってきたのがちょうど三時。KくんはSさんとMac.で遊んでいたんですが,いきなりカクンとキーボードの上に顔を伏せるので「おやっ??」と思ったら来てるじゃないですか,痙攣。あわてて布団の上に寝かせて様子を見ていると小さい発作が顔面から始まって,止まったり,また始まったりしています。 15分近く同じ状態なので,お母さんに電話してエスクレの挿入の許可をもらって(でも,法的には許可をもらってもぼくがKくんに薬を投薬するのは違法行為です!!!!)エスクレを入れましたが,すぐには効いてこないので,だんだん全身発作が起きそうな雰囲気になってきます。こりゃ,ピーポーを呼ぼうかと思っているうちにお母さん到着。 幸い,薬の効果も出始めたのか,発作もおさまってきました。お母さんはピ-ポーで入院やむなしの準備万端で来られたのですが,まずは良かったね。Kくんも落ち着いてきて眠りに入り一部だけ電気をつけた薄暗い教室で6時過ぎにKくんが目を覚ますまで,お母さんとボソボソ小さな声で話してました。うん,Kくんの寝息を聞きながら,たっぷり話が出来たのでそれはそれで良かった。 Kくんが発作を起こしてしんどい目にあったのは(本人は実は気持ちがいいらしいんだけどね)悪かったけど,お母さんといろんな話が出来たのは,今日の小さな幸せの一つ。かな? ■
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by funkycatdo
| 2004-11-26 23:22
| 障害者
2004年 11月 25日
暗い話題が多いから気の早いクリスマスの話。
栄養士のBちゃんと廊下ですれ違いざまに 「ねえ,Sちゃん,聞いて聞いて」 「おう,Bちゃん,愛してるよ」 「じゃなくてえ,今度,クリスマスメニューするんよね。」 「ほうほう」 「そんで,ケーキ配るじゃろう」 「うん」 「サンタさんせえへん?」 「・・・,そういうのは校長にやらしんさい。」 「断られた!」 「あほか,あの校長は飲み会のことしか考えてへんのう。」 「じゃけえ,やって!」 「よっしゃ,引き受けた。どんなかっこうするん?」 「サンタの衣装があるんよ」 「そやったら,Bちゃんもやりんさい。ビッグ(H市では知られたディスカウントショップ)に970円でミニのワンピースのサンタの衣装があったけえ。」 「あほか,すけべ,それから,『愛してる』はスペイン語で言ってね」 ああ~あ,またはめられてしまった。 この前は転勤早々,Bちゃんと「ピーマンマン vs バイキンマン」をやって,あれから,ちびころ諸君に「バイキンマン」ってあだなつけられて,学校の中歩いてるといきなり「ア~ンパンチ!」とか「アンパンマンキ~ック」とかいわれてパンチ入れられたり,キック入れられたりしてんのに,もう。 まだ男の子は,「バイキン光線」で反撃したら,ビビビビビッとかいって痺れてくれるんだけど,それを見ている高学年の女の子なんか 「ねえ,Sっち,それって恥ずかしくない?」 「おくさんにみせられる?」 「Sっちも子どもいるんでしょ?」 「Sっち,こども!」 いきなり現実に直面させるなよな。 ま,今年は「バイキンサンタ」の登場で~す。 ■
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by funkycatdo
| 2004-11-25 23:31
| 教育
2004年 11月 25日
昨日から6-1のG先生が休むことになりました。いわゆるバーンアウトです。とっても情熱もあり,子どもの目の高さでものを考えることの出来る最近では珍しい方なんです。
実はわたしが教育委員会に勤務していたとき,彼女はまだ学生でしたが,こんな人に教員になって欲しいなと思ったほどでした。そのGさんが疲労困憊しているのは1学期から見ていたので,なんとか助けられないかなと思っていたのですが,ついに,「もう,十分過ぎるだけやったよね,ゆっくり休み。」としかいえないような状態にまで追い込まれてしまいました。 クラスの中には,家庭の事情もあって学校に登校しているだけでも褒めてやりたいような子もいたし,中国から帰って来られたいわゆる残留日本人の子どもさんもいて(先ず,日本語が分からない。日本の文化とギャップがある・・)何人か個別に配慮がいる子がいたのですが,その子たちから崩れていって,以前ならそこで止まっていたはずが,クラス全体にまで波及してしまって,まともに授業にならない,クラスの体をなしていない状態に至ってしまいました。 今日は,そこで緊急の保護者会を開いたのですが,クラスが荒れているのに気が付かなかったという方たちが多くいてびっくりしてしまいました。Gさんは懇談会の席上でも言ってたぞ,授業参観に来て気が付かないの?結局,自分の子さえ良けりゃそれでいい人たちなんだなとがっかりしてしまいました。 ま,後からしっぺ返し食らうのはあんたたちだからね。 それにしても,Gさんが休職に追い込まれるようじゃあ,日本の教育は死んだね,と,思う今日でした。おっと,もうとっくに死んでたか。 夕方から校長とすったもんだあったんですが,気分が悪いから書かない。結局,教委から校長を指導(要するに,何やっとんじゃおまえは,とお叱りを受けること〉してもらって,すぐ対応させましたが,怒られに行ったのは教頭(おかわいそうに)。ひどい話の続く学校現場です。ああ,気分が悪い! ■
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by funkycatdo
| 2004-11-25 20:10
| 教育
2004年 11月 25日
チキンライス,ぼくが好きなだけで,内容と関係ありません。
「夕ご飯何にする?」 「チキンライス!」 「子ども!」 以上,夫婦の会話。 早織さんへ めぐり合わせなのかなあ。実はぼくの教え子に早織さんとまったく同じ字を書く早織さんがいます。彼女はもう高3,ぼくのとこに来た頃は,まだ,発語がなくて「@‘=&$#*\?♀∞∴♂」って感じだったけど,内言(心の中の言葉)は豊かな子でね,でも分かってもらえないから泣くか怒るしかなかったのです。 これ,辛かったろうなあ。やっとぼくが理解すると,ニコッと笑って跳びはねてくれる子でした。だんだんお互いに了解できるようになったんだけど,ここで,満足してたらあかんので,わかっていても知らん振り。「さおちゃんはこう言いたいんでしょ,『あ・そ・ぼ』」「うう~ああ・・ぼおお」「ほら言えるじゃん」・・・の毎日が続きました。 うん,どうだったんかな,ちょっと厳しすぎたかも知れん。 ああっ,早織と関係ない話になっちゃいました。 funkycat ■
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by funkycatdo
| 2004-11-25 00:04
| 病気
2004年 11月 24日
ああ~,つまんないこと書いたから気分が悪い。
その① 今日,お子ちゃまたちからセクハラを指摘されてしまった。ぼくのクラスにKくんって脳性麻痺で左半身不随の子がいるんだけど,ぼくのこと気に入ってくれているみたいで,時々,後ろから抱き付いてきてほっぺにブチュ~っとキスしてくれるんです。 そんでもって,ぼくとしても嬉しいから「K,好き好き~!」とか言いながらキスし返します。それを見ていたお子ちゃまたちが 「ああ!バイキンマン,それ,セクハラ!!」 「いいじゃん,愛し合ってるんだから」 「でも,生徒にキスしちゃだめなんよ」 「ええ~,だめなの? ねえねえ知ってる? 至高の愛って少年愛なんだよ」 「ええっ!! バイキンマン,かなり危ないよ!!」・・・ やっぱ,きてるかなあ。 その② 夕方,スポ少のサッカー部の子たちとフットサルをして遊びました。フェイントかけて抜けたっ!と,思っても体がついてこない。ボテッと倒れてしまいます。でもね,一応年季が違うからポジショニングで何点か取れました。スッとマークを外すのも彼らには,まだまだ負けません。 でも何度もこかされて足は傷だらけ。 「バイキンマン,シンガード(すねあて)しないの?」 「ばっかやろう,ラガーマンがそんななまっちょろいもんできるか!」 「ほっほ~,無理して」 「うるへい!だいたいな,ラグビーは芝生の上でしかせんのんじゃあ,こんとな土のグランドでできるかっ!!」 ひええ~。痛いよお~。 でも,また遊ぼうね。 ■
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by funkycatdo
| 2004-11-24 23:42
| 教育
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